はじめの一歩1276話のあらすじ・ネタバレ・考察を紹介します!

はじめの一歩【1276話】を読んだのであらすじ・ネタバレ・考察!

▷前回のはじめの一歩【1275話】のネタバレはこちら!

こちらの記事では文章のみでネタバレや感想を書いています!

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はじめの一歩【1276話】のあらすじ・ネタバレ!

【一歩の憧れ】

夜。

一歩は高校の同窓会に参加するために居酒屋に向かっていた。店の前に立つと騒がしい声が聞こえてくる。すでに盛り上がっているようだ。一歩は少し気後れしながらも戸をあけた。

一歩が中に入るとその途端に店内が静まり返る。自分に向けられる怪訝な目線。

(場違いだった)

高校時代クラスでは空気のような存在だった自分だ。そんな自分がやってきても意味がない。

(帰ろう)

そう思った瞬間。

ワアッ!!!

爆発するような歓声。一歩は驚きのあまり飛びのいてしまう。

「幕之内だ!」「幕之内が来たぞ」

「久しぶりー」「元気だったかーっ!?」

次々と掛けられる声。

「遅えよ一歩!お前の話で盛り上がってたんだぞ」

梅沢にそう言われても困惑したままの一歩。

「一体、何がなにやら」

「お前はA組のヒーローなんだぞ」

梅沢が声高に宣言する。

「みんな話を聞きたがってるんだ」

店内の全員がその言葉に賛同した。そして口々に一歩が活躍していたことを知っていた、と語る。

「知り合いだって鼻が高いよ」

「本当にすげえよ!」

「あ、ありがとうございます。ありがとうございます」

たまらずに一歩は何度も頭を下げた。

その様子を見てみんなが口々に言う。日本王者になったのに学生時代から変わってないな、と。

「変わらねえのがコイツのいいところだろうが!」

「いやいや」

梅沢のフォローに首を振る一歩。

「もう引退しましたし、日本王者も過去の話ですから」

「そういえば、なあ?」

「どうして引退したんだ?」

「見たところ元気そうだし、まだやれるんじゃないの?」

一歩が説明しようと口を開くが梅沢が咳払いでそれを制し代弁を始める。

「やれるんだけどやらないの!ベルトも巻いたしこれ以上やる理由がないの!やりきったというコトだよ!」

何でお前が代弁するんだ、いじめてたくせに!と野次が飛ぶ。「それを言うなって!」と梅沢は叫んだ。

「席空けといたから座れよ」

話がひと段落してから梅沢が言った。

「さっきから待っていたんだぜ」

(待っていた?)

何のことだろうと思いつつも梅沢に続いていくと、そこには懐かしい顔があった。

「お久し振りです」

「!!愛川さん!」

「覚えていてくれたんだ」

覚えていた。忘れるわけがない。その理由が一歩にはあったからだ。

「七年振りですかね。本当にお久し振りです」

「私のほうはそうでもないの」

愛川が言った。彼女が言うには仕事の都合がついたときは一歩の試合を見に行っていたというのだ。その試合のパンフレットを今日は持ってきているという。一歩は喜びつつも頭の中では過去に思いをはせていた。

『ねえ、幕之内君も行こォよォ』

クラスメイトが遊びにいくときに自分のことを誘ってくれた愛川さん。

『ねっ行こ!』

クラスで空気同然だった自分にことあるごとに声をかけてくれた。そんな優しい人。

彼女に僕はかっこいいところを見せられただろうか?

そんな一歩を尻目に愛川は見に行った試合の相手を羅列する。

「伊達英二、アルフレド・ゴンザレス、アントニオ・ゲバラ」

「全部負け試合じゃねえか!」

よりによっての三戦だった。

「面目ない・・・」

一歩は謝るしかなかった。

【愛川と一歩】

同窓会はお開きとなって、皆ばらばらになった。

梅沢達は二次会で学生時代の反省会を行うという。一歩は彼らと別れた。そこに愛川が声を掛けてくる。

「帰り道あっちなんだけど」

自然と一歩は彼女を送ることになった。

「よかったーっ、幕之内君が私のこと覚えていてくれて」

「忘れるわけがないですよっ」

高校時代に唯一はなしかけてくれた女性だ。当然だ、と幕之内は言った。それに。

(実は憧れていたし)

「今はモテモテでしょ?なんたって王者だもの」

「い、いや、ずっと釣り船屋とジムの往復ですから」

「釣り船やかあ。そういえば誘ってもいつも、仕事で忙しいって断られたなあ」

何度も誘ったのに。愛川は言った。「申し訳ない」と一歩は謝るしかない。

「あのころ私なりに、勇気を出していたのに」

沈黙。

「え・・・・えーと」

一歩は何のことだか、よくわかっていなかった。

「そんなっものよね、私の存在なんて」

ずっと気にしていたの、と愛川は続けた。

「試合終わったらおめでとうって言おうと思って

 ドキドキして見に行ったんだよ

 でも負けちゃったから声掛けられなくて

 今日会えるの楽しみにしていたの」

一歩は何も言わない。

いや、何も言えない。

「本当はモテるんでしょう?彼女は?」

一歩は考え、視線をそらす。どう言った物か、自分でもよくわかっていなかった。

「・・・嘘でも」

その一歩の態度を察して、愛川は続ける。

「いないって言ってくれれば、今夜よかったのに・・・」

再びの沈黙。

あまりの衝撃に、一歩は言葉も出ない。

「ごめんなさい、お酒飲んだら口数多くなっちゃった」

でも、と愛川は話を変える。

「できれば次は、勝つ試合が見たいなあ」

「い、引退しましたから」

「理由が見つかったら、またやるかもしれないんでしょ」

その言葉に、一歩はまた止まってしまう。

「幕之内君はいつも即答しない」

「申し訳ないです」

「決断力がないなんて思ってない」

愛川は言った。

「よく考えてから何かを言おうとしている。

 本当にぜんぜん変わっていない。

 みんななって少しずつ変わったのに」

幕之内君は、あの頃のままね。

「いいと思う」

言いながら、一歩の手の中に自分の連絡先を記した紙を握らせた。

「また会えたら、嬉しいな」

笑いながら、愛川は去っていった。

一歩はそれを、複雑な表情で見送っていた。

【変わらないって、イイ?】

(・・・色々と懐かしかったというか、混乱したというか)

いつものランニングロードを走りながら一歩は考える。

何も変わっていない、あの頃のまま。みんなそう言っていた。

坂を降り始まりの木の前に立つ。

(生まれ変わりたいと誓ったこの場所

 あれから長い冒険をしてきたつもりだった

 けれど僕は何も変わっていないのだろうか)

一歩の目の前に一枚の葉が舞い降りていた。反射的に手を伸ばす。

持っていた一枚の紙が落ちることに気づかぬまま、葉っぱを握り締めた。

(確かに見つけられずじまいだ)

強いって何なのか。一体どんな気持ちなのか

答えは出ていない。

(強いって何なんだろう!?)

 

終わったものが始まりの前に立つ。

その拳の先に何が見えるか。

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はじめの一歩【1276話】の考察・感想!

ま、まさかの愛川さんの登場。それも衝撃の告白とともに。

正直、泣きました。

長年慕い続けていた、というとこもですが、なにより一歩のことをよく理解し、その上で好意を寄せていたことに。

百巻以上もの時を越えて、それがわかって。

30年越しですからね。

愛川さん、ちょっとした出番しかなかったのキャラではあるんですが、妙に印象に残っていたんです。名前も覚えていました。そういう方、多いと思うんですが、なんででしょう?初期の一歩の唯一の救いって感じだったからなんですかね?

そんな彼女が再び現れて、告白も同然の言葉を掛けて、そして多分、報われない。

一歩も多分、それが心苦しい。

そんな二人の胸中を考えると、涙が出てきてしまうんですね。

でもこの二人の邂逅はすばらしいことなんだとも思います。

また、再び一歩を踏み出すきっかけになるだろうとも。