声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~の第42話を読みましたので、あらすじ・ネタバレをご紹介します!

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~の42話を読んだのであらすじ・ネタバレ・感想をまとめました!

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前回のあらすじ

『お香』もといサヨリは烏川新地にいた。
中絶手術の仕損じでアソコが緩くなってしまったため高級妾として働けなくなり、瀬島に捨てられたのだ。
来るはずのない瀬島の迎えを心待ちにしながら、下層遊郭で春を売っていた。

瀬島は矢津に姿を現した。
女の競りに顔を出したところに声をかけられ、東陽楼に呼ばれた。
盛大なもてなしを受けながら、瀬島は女郎の中に見覚えのある顔を見つけた。

緊張した面持ちでこちらを睨む女郎は、他でもないサヨリの妹・チヌだった。

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~【42話】のネタバレ

【チヌ、ついに瀬島と対面】
チヌ「瀬島さん、お久しぶりでございます。
東陽楼の二枚目・千鳥こと安藤チヌです。
先にあなたが矢津で買った――安藤サヨリの妹の…」

瀬島「思い出したわ…あんときの子ォか。
この瀬島満男――滅多なことで女は見損なわねぇが…
あのチンケなガキが東陽楼の二枚目とは、おめぇは読み損なった」

 

冷たい目の奥で、サヨリを買った日を思い出す瀬島。

 

瀬島「そいで。この尻がこそばゆうなるほどのもてなしは、どうゆうわけでっしゃろ?」
藤富「簡単なこっちゃ。そこん千鳥の姉…サヨリの行方が知りてぇ。そいだけのことや」

なるほど。この居心地が悪いまでのもてなしは贅を尽くした脅しということか。
東陽楼の要望を理解した瀬島は、矢津で買った女・安藤サヨリについて話し始めた。

 

【捨てられたサヨリ】
女を作り替えるには2つの方法がある。
うんと痛めつけるか。うんと贅沢させるか。

サヨリは後者だった。
贅沢を覚えて、男の心身をとろかす極上の女『お香』として生まれ変わった。
金持ち老人向けの高級妾として渡り歩き、その体にのめり込んで寿命が尽きた老人は数知れず。
このため裏では『死神のお香』と言われていた。

 

こうして瀬島の傀儡として荒稼ぎした『お香』だが…ある時、客の子供を身ごもってしまう。
老人相手なら身ごもることもないと高を括っていたが、若い男にちょっかいを出されてしまったのだ。

ただれた生活を送るうちに、『お香』は骨の髄までグズグズの腑抜けた女になってしまった。
瀬島は、取り乱して泣きついてくる『お香』を疎ましく思った。

 

中絶手術は罪に問われる。
ゆえにまともな医者には診せられず、その辺のヤブにやらせた。

施術後、『お香』を抱いた瀬島は異変を感じた。
もはや『お香』の体に商品価値はない。

 

瀬島は用済みとなった『お香』を言いくるめて、2度と自分の目に着かないよう遠くに売り飛ばした。
女衒から女衒、見世から見世へ流れるうちに縁も切れるだろう。

いつか瀬島が迎えに来てくれると疑いもせず、暫しの別れに涙しながら手を振る『お香』。
それが瀬島が最後に見た彼女の姿だった。

【法で裁けぬ蛮行】
サヨリの凄惨な末路を知り、瀬島にビンタするチヌ。
なおも躍りかかろうとして若水たちに抑え込まれる彼女を尻目に、冷笑を浮かべる瀬島。

 

瀬島「一流の見世の妓にこげな振る舞いされようとは…ご楼主。わしが何か悪いコトしましたろうか?」

 

瀬島のしたことは、倫理はさておき道理にかなっている。

女の売買はお上に認められている。
商人が『商品』を売るのは当たり前。
瀬島にとっての『商品』は『女』だった――それだけのこと。
品質が落ちれば手当することも手放すこともできる。

やり場のない怒りに歯を食いしばるチヌ。
巴は、瀬島にチヌの非礼を詫びたうえで疑問を投げかけた。

 

巴「上客ばかり渡り歩いて…何年も稼いで…そいでん借金がキレイにならんかったと?」
瀬島「そりゃあ元手がかかっとるけんな」
巴「なるほど。『贅沢させた』とおっしゃいましたものねぇ」

 

さんざん贅沢品を買わせて、その代金は『お香』に上乗せしたということだ。
それもかなりの額をぼったくって。

 

巴「女が、たった1つの己の体ァ売るのに、そん金が正しく女自身に渡らんのは…承知もしてねぇ借金を追加されるのは、どういう商いですやろか?」

 

表情こそ営業スマイルだが、巴の血は義憤で煮えくり返っている。
瀬島は鼻で笑い、質問に答えた。

自由に外出できない女郎たちは行商人からものを買うしかない。
そしてその代金は決まって割高だ。

女郎からぼったくって、その利鞘を行商人と見世で山分け…というのは、この業界の常識だ。
贅沢品を買わせて前借りさせて、妓を縛るのが見世の手筈というもの。
こう振られた藤富は何も反論できなかった。

 

瀬島「千鳥太夫…あんたんような正直でまっとうな女は女郎にゃ向いとらん。さっさとそこん旦那にでも引かされてカタギに戻るこった」

 

帰りしな、瀬島はそうチヌに言い残して去っていった。

 

悔し涙を流しながら、「うちん姉やんをめちゃくちゃにして、あん人は何も悪くねぇんですか」と詰め寄るチヌ。
しかし若水も、こればかりはどうすることもできない。

瀬島に罰を与えることはできない。
『人を変えてしまう』のは、法で裁けないのだ。

 

【烏川新地にて】
柳は浮かない表情で街を歩いていた。
不機嫌なのはバクチで負けたばかりでない。
お香が他の男にしなだれかかる姿が脳裏に焼き付いて離れなかった。

 

柳(お香がわし以外の客にも甘えんのは当たり前や。女郎なんやぞ、あん女は…)

 

そう自分に言い聞かせても、お香への執着心は強くなるばかり。
見世に行くと、お香は一仕事終えて客を見送るところだった。

 

サヨリ「――ホンマ!?ホンマに吉末さん、瀬島さんを知っとるの?」
吉末「あ…ああ!仕事で一緒にあちこち回ったもんや」
サヨリ「あぁんイケズやな、もっと早ぅ教えてくれたら…!またすぐ揚がって、ね?ね?」

 

柳はお香を抱いたあと、単刀直入に尋ねた。

 

柳「…お香。セジマって誰や」
サヨリ「うん?ふふ…うちの『故郷』や。誰やって故郷にゃ帰りてぇもんでしょう…」

 

あの人のもとへ戻りたい。
この世に2人っきりになったような日々に戻れさえすれば、他に何も要らない。
そう語るお香の表情は、愉悦にとろけきっていた。

 

柳「チッ!ヌケヌケと客ン前でのろけやがって、あん女!
…あんなよぅ、男に抱かれるしか能のねぇ、しかもシモが壊れかかった女のくせによぅっ!」

 

野良犬を蹴飛ばしつつ、毒づきながら帰路に就く柳。
いくらお香を腐してみても、あの色香が、とろけるような抱擁が忘れられない。
――彼は既に『死神お香』に取り憑かれていた。

柳はお香を身請けしようと決心し、店主のバアサンを飲みに誘って相談した。
足元見て吹っ掛けられたがこれを了承し、バアサンに勘定を押し付けて見世に走った。

お香を抱き寄せて唇を奪い、その細腕を引いて座敷にしけこみ、押し倒して強引に抱いた。
四つん這いで獣のように突かれ、切なげに喘ぐお香。
柳は夢心地でお香の体に溺れた。

 

【柳の最期】
お香の身請け話を聞いた妓は、「あんな薄気味悪い女、さっさとどこへと行ってほしいわ」とバアサンにこぼした。
2階からはお香の艶めかしい嬌声が聞こえてくる。
シモが緩くなったボロボロの体で、なお男を虜にするお香。
バアサンは紫煙を燻らせながら「あんたらも見習ってや」と吐き捨てた。

 

吉末「ふぅん…あんた身請け話なんぞあるんかい、めでてぇこっちゃな」
サヨリ「ええ…」
吉末「なんや嬉しそうやねぇな、嫌ぇな相手か」
サヨリ「吉末さんたら…!うちゃお客さん嫌うたりせんもん」

 

――お香は、本当はセジマに迎えに来てほしいのだ。
と勘付いた吉末は、それにつけ込んでお香を誘惑した。

 

吉末「どや、わしがセジマとつなぎ取ったろか?」
サヨリ「え…ホンマに!?」
吉末「ああ…任しとき」

 

――

 

柳は見世に向かった。賭場からくすねた金を持って。
だがお香は、すでに客と一緒に逃げてしまっていた。

その客が『吉末』と聞いて、記憶を追う柳。
吉末とお香が話していた、『セジマ』という人物。

 

柳「…セジマや!きっとセジマっちゅうんが裏で糸を引いて――…」

 

刹那、柳は言葉を喪った。
声を発することができなくなった。
斬りつけられた背中から、赤い体液がほとばしる。
崩れ落ちる柳。
突然の惨劇に阿鼻叫喚となる繁華街。

 

胴元「賭場の金盗むたぁ、命知らずかよほどのアホか…こん烏川新地でふざけた真似しくさって」

 

――柳もまた『死神お香』に取り憑かれた。
彼女に魅せられたばかりに愚行に駆り立てられ、この掃き溜めで人生の幕を閉じた。
店主のバアサンは血の気を失っていく柳のさまを、冷めた目で見下ろしている。

 

バアサン「…そんなこったろうと思うたわ。
まぁ惚れた女んために命落とすなんて、チンピラにしては上等な最期やわ」

 

最期の手向けとばかりに労うも、もうその声は柳には届かなかった。

 

バアサン「やぁれ、寺に運ぶ大八車頼まにゃぁ…見世先汚してくれてよぅ。かなわんわホンマに」

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声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~【42話】考察・感想

以上、声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~【42話】のネタバレを紹介しました!

柳はんの最期にしょんぼり。
『お香』に魅入られた時点で助からなかったんだろうけど…幸せになってほしかったです。

もはや姉やんの存在がオカルト。
男の命を吸い取っては持ち主を転々とし、迎えに来るはずのない主人を待つ…こういう呪いの宝石ありそう。

いまのサヨリにとっての『故郷』は生まれ育った島でなく、瀬島なんですね。
こりゃチヌと再会しても無反応かなぁ。
ていうか、生きて再会できるのかな…なんか吉末とかいうのとカケオチしちゃったし。
この男ホラ吹きっぽいですけど、どうするつもりなんでしょう。